青森県、八戸市の眼科・松橋眼科クリニック

文字サイズ変更

トーニチコンタクトレンズ
コンタクトレンズのページへ
松橋眼科クリニック スマートフォンからもご覧いただけます

トップページ お知らせ・各種情報 緑内障に禁忌!

お知らせ・各種情報

一覧に戻る

緑内障に禁忌!

2015年02月21日

 眼科以外の各科の先生方から、処方薬について「緑内障に禁忌です」という薬局からの問い合わせが増えていると聞きました。また緑内障の患者さんから、ご自身に処方される薬について「大丈夫ですかと」訊ねられることも増えているように思います。

 かぜ薬、鎮痙薬、気管支拡張薬、排尿障害治療薬、抗うつ薬、抗ヒスタミン薬、抗パーキンソン薬、等々、多くの薬(抗コリン作用・交感神経刺激作用薬)が「緑内障に禁忌」とされています。

 しかし、緑内障には大別して「開放隅角」と「閉塞隅角」型があり、抗コリン作用薬が禁忌となるのは「閉塞隅角緑内障」の方です。その頻度は全緑内障の12%と少なく、しかも適切な眼科治療が施されていれば抗コリン作用薬を投与しても悪化する恐れはありません。つまり、禁忌なのは「未治療の閉塞隅角緑内障」だけなのです。

 実際、自分の経験でも学会でも「他科の薬が原因で急性緑内障発作を起こした症例」は見たことがありません。ただし治療が不十分な症例で眼圧コントロールが悪化することはあるかもしれません。

 私たち眼科医が緑内障の患者さん方に以上のことを十分に伝えてこなかった点は反省すべきだと考えています。先日、八戸眼科医会でこの件を取り上げ、今後は薬手帳、カードやパンフレット等を用い、「開放・閉塞隅角」という情報提供に努めるよう申合せたところです。疑問点などあれば、治療を担当している眼科医へどうぞお問い合わせ下さい。
 
 
 
 
  • 前の記事へ
  • 次の記事へ

このページの先頭へ

Copyright(C)2007- MatsuhashiEyeClinic All Rights Reserved.