青森県、八戸市の眼科・松橋眼科クリニック

文字サイズ変更

トーニチコンタクトレンズ
コンタクトレンズのページへ
松橋眼科クリニック スマートフォンからもご覧いただけます

トップページ 手術を受ける方へ 白内障手術

白内障手術

1.白内障とは

○ 白内障は瞳の奥にあるレンズ(水晶体)が濁って視力が低下する病気です。
○ 白内障の進行を抑えるための点眼薬がありますが、実際の効果は不明です。薬で視力を改善することはできません。
○ 視力を回復するためには、手術で濁った水晶体を取り除き、眼内レンズを挿入する必要があります。
○ 白内障は手術を急がないと手遅れになるということはありません。患者さんのご都合や体調に合わせて、手術計画を立てていただければ良いのです。

このページの先頭へ

2.スケジュール

○ 予約: 手術が必要であれば、まず予約をしていただきます。当院では火曜の午後が手術日です。約6ヶ月先まで予約が詰まっていますので早めに申し込んでください。
○ 両眼の手術: 両眼手術が必要な場合、当院では両眼を一度には行わず、通常は2週間以上あけて片眼ずつ行います。
○ 術前検査: 手術の約1ヶ月前に、手術に備えて詳しい検査を行います。
○ 手術当日: 2〜3時間前に来院していただき、準備を始めます。手術室に入ってから退室までの所用時間は30分程度です。
○ 手術翌日、2〜3日後、1週間後、2週間後、1ヶ月後、2ヶ月後に診察を行います。

このページの先頭へ

3.日帰り手術

○ ご高齢の方や遠隔地からお出でになる方には、安全のために1泊2日の入院をお勧めします。
○ 身体の健康に不安がなく、術翌日と3日後に外来を受診できる方には、日帰り手術をお勧めします。
○ 通常は付き添い不要ですが、片眼を失明している方や、身の回りのことが独りでできない方には、付き添いをお願いいたします

このページの先頭へ

4.術前検査

○ 白内障手術を受けられる方には、通常の眼科検査の他に、角膜内皮細胞、角膜形状、眼軸長の検査などを行います。
○ 手術に必要な血液検査と心電図検査も行いますが、他院での検査結果があれば代用できる場合もあります。
○ 全身病のある場合や検査で異常が見つかった場合には、主治医と相談し、また未治療の方は病院へ紹介して、手術の適否を判断します。

このページの先頭へ

5.眼内レンズの選択

○ 手術にあたっては、患者さんの眼に適した眼内レンズ度数を計算しますが、術後の屈折度数には多少のばらつきが生じます。
○ もともと角膜乱視のある眼では、術後も乱視が残ります。最良の視力を得るために眼鏡が必要になるのが普通です。
○ 眼内レンズは度数が一定ですので、術後には遠くも近くもはっきり見えるようになるわけではありません
○ 術後に遠くが見やすくなるよう眼内レンズを選び、近くを見るときには眼鏡を使うのが一般的です。もともと強い近視の方は、近くが見やすくなるようレンズ度数を選ぶ方が良いこともあります。
○ 眼内レンズを入れ替えることは滅多にありませんが、度数の誤差が大きい場合には、再手術でレンズを交換することもあります。
○ 今春から遠近両用の眼内レンズが使用できるようになりますが、健康保険が効きませんので、手術費用は自己負担になります。

このページの先頭へ

6.手術前の注意

○ 手術前に体調が悪くなった場合には、主治医にご相談いただき、手術を延期する場合には、すみやかに当院へご連絡下さい。
○ 常用しているお薬は、手術当日も服用を続けていただきます。入院中に薬が不足しないよう、ご持参下さい。まれに数日前から薬の服用を休んでいただく場合もあります。不明な点は医師におたずね下さい。
○ 手術当日は化粧をしないでお出で下さい。

このページの先頭へ

7.手術方法

○ 前処置: 手術室に入る前に血圧を測定し、点滴注射で血管確保し、点眼薬で麻酔します。
○ 入室: 手術台に上がったら、血圧・心電図モニターをつけ、眼を消毒液で洗浄し清潔なカバーをかけます。
○ 麻酔: 眼の周りに麻酔の注射をしますが、顕微鏡の照明や、まぶたに触れる感じはわかります。また、手術中に眼の向きを指示することがあります。円滑に手術を行うためにご協力下さい。
○ 白内障手術: 角膜(くろめ)と強膜(しろめ)の境を小さく切開し、手術器具を挿入し、白内障を砕いて吸引します。
○ 眼内レンズ挿入: 透明な水晶体嚢(カプセル)を残し、その中に眼内レンズを挿入します。
○ 手術が困難な場合には、時間が延びたり、方法が変更されることがあります。

このページの先頭へ

8.手術中の注意

○ 手術中には不用意に動かないで下さい。思わぬ事故につながることがあります。身体を動かしたくなったり、咳が出そうになったら、その前に申し出てください。
○ 痛いと思ったら、我慢しないで教えて下さい。麻酔を追加します。
○ 途中で尿意を覚えたら、我慢しないで申し出て下さい。手術の途中でも処理はできます。

このページの先頭へ

9.手術後の注意

○ 術当日: 病室に移り、点滴が終るまで約30分安静にしていただきます。トイレや食事は通常どおりで結構です。日帰りの方には、全身状態を確認し、術後の通院と薬の説明をしてからお帰りいただきます。
○ 術翌日: 翌日の診察後は、自分で点眼薬を点眼していただきます。眼をこすらないよう打撲しないよう注意して下さい。
○ 保護眼鏡: 術後約2週間は眼帯または保護眼鏡をつけていただきます。ご自分の眼鏡を使用する場合には、医師・看護師にご相談下さい。
○ 入浴・洗髪: 術後3日目までは周りを拭くだけにして下さい。4〜7日目には眼が汚れないよう(フィルム眼帯を使用して)注意して入浴できます。片眼も不自由な方は無理をしないで下さい。1週間後からは普通に洗顔・洗髪して結構です。
○ 仕事・スポーツ: 術後4日目からは軽い家事が可能です。1週間目からは軽い運動、車の運転が可能です。園芸、農作業、水泳などは1ヶ月以後にして下さい。
○ 患者さんの自己判断で通院や薬を中断しないで下さい。

このページの先頭へ

10.手術のリスク(合併症)

○ 白内障手術は安全性の高い手術ですが、まれに術後合併症を起こすことがあることも、予めご承知いただかねばなりません。
○ 後嚢破損: 眼内レンズを固定する膜が破れることです。比較的多い合併症で(2.5〜4.1%)、その程度によっては、レンズのずれや落下、黄斑浮腫、網膜剥離、眼圧上昇など様々な合併症の原因となります。
○ 感染性眼内炎: 手術中や術後に細菌・真菌などの病原体が侵入して起こります。術後2〜3日目に発生することが多く、頻度はまれですが(0.06〜0.14%)失明の恐れがあり、多くは再手術が必要になります。
○ 駆出性出血: 手術中に突発的におきる出血で、頻度はまれですが(0.03〜0.13%)、いったん発生すると手術の続行は不可能です。再手術を行っても、視力回復は困難です。
○ 角膜障害: 白内障手術によって角膜内皮細胞は約15%減少すると報告されています。術前から角膜内皮細胞が少ない人には、手術を慎重にしないと、術後に角膜が濁ってしまう恐れがあります。
○ 術後合併症ではありませんが、たとえば糖尿病網膜症、緑内障など他の眼疾患のために、視力が回復しない場合があります。術前には、これらの病気の有無についても検査しますが、白内障に妨げられて確認できず、術後に見つかる場合もあります。

このページの先頭へ

Copyright(C)2007- MatsuhashiEyeClinic All Rights Reserved.